2013-04-27

2008年03月12日 卒業式で

2008年03月12日

 卒業式で                  

今日は娘の高校の卒業式。

格式ばかりで、こころに響く言葉がほとんどない「卒業式」は
自分の時代と比べても、なんだか時代が逆回してる感じがしたのだけれど、
生徒たちの自主運営による第二部企画に感動。
各クラスの生徒ら数名が担任に贈ることばが胸に響いた(写真)

「毎日、学校が楽しかった」
「すごくいいクラスで、明日からバラバラになるなんって実感できない」
「先生、転勤しちゃうんだって。でも、また会いにいきたい」
先生を少し茶化しながらも、じつによく観察していて、
自分たちへの人としてのやさしさの瞬間を的確につかんでいる。
生徒たちの率直な気持ちが伝わってきた。

いっしょに活動したPTA会長のあいさつは、
「君たちにはいつもみんながいる。
 友だちがいる!
 先生がいる!
 そしてわたしたち親がいる!」
と強調してた。

昨年、早期退職をした校長からの祝電には
「信念をもって自分の道をすすみなさい!」とあった。
いい学校で子どもたちは成長できたなあと実感できました。

スウェーデンの高校では、卒業式の後、
生徒たちの小さいときの写真を大きくしてプラカードにしてパレードする。
親たちが用意したオープンカーやトラクターの荷台に乗って
街をにぎやかにパレードするのだと聞いたことがあります。
18歳は大人。
大人になった、わが子をみてほしい!
そんなおもいからなのだろう。
気持ちがよくわかる。

自分の道を自分で歩きはじめた君たちの人生に乾杯!

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