卒業式で
格式ばかりで、こころに響く言葉がほとんどない「卒業式」は
自分の時代と比べても、なんだか時代が逆回してる感じがしたのだけれど、
生徒たちの自主運営による第二部企画に感動。
各クラスの生徒ら数名が担任に贈ることばが胸に響いた(写真)
「毎日、学校が楽しかった」
「すごくいいクラスで、明日からバラバラになるなんって実感できない」
「先生、転勤しちゃうんだって。でも、また会いにいきたい」
先生を少し茶化しながらも、じつによく観察していて、
自分たちへの人としてのやさしさの瞬間を的確につかんでいる。
生徒たちの率直な気持ちが伝わってきた。
いっしょに活動したPTA会長のあいさつは、
「君たちにはいつもみんながいる。
友だちがいる!
先生がいる!
そしてわたしたち親がいる!」
と強調してた。
昨年、早期退職をした校長からの祝電には
「信念をもって自分の道をすすみなさい!」とあった。
いい学校で子どもたちは成長できたなあと実感できました。
スウェーデンの高校では、卒業式の後、
生徒たちの小さいときの写真を大きくしてプラカードにしてパレードする。
親たちが用意したオープンカーやトラクターの荷台に乗って
街をにぎやかにパレードするのだと聞いたことがあります。
18歳は大人。
大人になった、わが子をみてほしい!
そんなおもいからなのだろう。
気持ちがよくわかる。
自分の道を自分で歩きはじめた君たちの人生に乾杯!
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