ALWAYS三丁目の夕日
カテゴリ:映画・TV
上映の延長が決まったという「ALWAYS三丁目の夕日」を新宿の武蔵野館(130席)で親子でみました。
今日を逃すといつの日ぞ、という感じなので40分ほど並びました。
(武蔵野館は整理券を出すので、早めに行って整理券をゲットして
それからのんびりすればよかったな(^^;))
さて、昭和33年(1958)、建築中の東京タワーがみえる界隈。
一本の万年筆に感激し、想い出を詰め込み、感涙する人たち。
白黒テレビに町内の人たちが集い、
空手チョップの力道山は英雄だった。
(それからだいぶたった頃、わが家にもテレビがやってきた。
村の人たちは、プロレスの時間になると集まってきて、
祖母は力道山や弟子のジャイアント馬場に猛烈に熱を入れていた(^^;)
鈴木オートの「一平君」は小学校4年生だから10歳。
わたしはこの映画の頃には2歳ということになる。
でも、「悪魔(宅間)先生と焼き鳥」の話でも戦争の傷は癒えていない。
完成した東京タワーに沈む夕日をみながらのラストシーン。
「50年後(まさに今なのだが)もいつまでも(ALWAYS)変わらないよ」
のセリフが重い。
あれから街はアスファルトで固められ、
大きな土管のあったのび太たちもいたような空き地はなくなり、
高速道路が川の上を走り、
新幹線が出来て、
モノは溢れた、、、、
大事なのは、モノではなく、MONEYとなった。
役者では、お母さん役の薬師丸ひろ子がいい。
「ダウンタウンヒーローズ」の女子高生もよかったけれど、
この役はじつに自然だ。
集団就職で住み込んだ六子役の堀北真希も今後のブレイクを予感させる。
吉岡くんや堤真一は安定している。
この映画、帰省した折、けっこう話題になっていた。
エンディングに協力・館林市観光協会?とある。
ロケ地として館林は使われたみたいだね(^_-)V
(都電の走る大通りと上野駅前)
ところで、わたしの世代から上の世代が、
この映画をみてしみじみするのはよくわかるのだけれど、
札幌の友人は5回号泣したといってた。
でも、満員の映画館の半分くらいは若いカップル。
なんで?
PS 写真は、昭和31年暮れ頃のわが家族です。
この間の法事のときに、色あせた写真をデジカメで
保存してきました。
赤ちゃんは「一平」くんならぬ、わたしです
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