いま小樽にいます
カテゴリ:旅
小樽運河の脇の静かな喫茶店にいます。お客はしばらくわたししかいませんでした。
久しぶりの小樽は数えれば15年ぶり。
街は、、、十数年ぶりの同窓会で、昔ちょっと気になっていた子が、
ええー そうなのかあーー(^^;)て感じで
なんともいえない哀愁を感じたときのように変わってました。
(わたしの実体験はその逆で、久しぶりの同窓会に顔を出したら
「これ以上私たちの思い出を壊さないで!」
(ようはその昔はわたしは村のヒーローだったわけで(^^;)、
<これ以上豚になるな!>とのおしかりの言葉でした(;_;))
けっこうこの言葉、棘のように突き刺さりました)
でも、さすがに、運河界隈は、新雪があったこともあって、
遙かなる町に来てるんだな、、と感慨無量でした。
小樽を舞台にしたドラマでは、
芦田伸介が老いた頑固な文学者、
20年前にわかれた娘(いしだあゆみ)が
預けていったひきこもりがちの孫との交流で渋い味を出していた
「遥かなるわが町」(脚本は山田洋次と朝間義隆、1990年)が印象的だった。
映画だと中山美穂がとびきり輝いて見えた「ラブレター」
(1995年、岩井俊二監督・脚本)、
このビデオには娘は中学生の頃からはまっている(^^;)
***
昨日は、全障研大会の総括会議で札幌に来て、
忘年会、二次会と「完走」して日付をまわってから友人宅泊まり。
今朝は吹雪。
視界が見えず、友人は「これじゃあ飛行機は飛ばないかもね」
たしかに午前中は飛んでなかったようだ。
で、あきらめかけたら、晴れ間が出てきたので、
思い切って雪の小樽に足をのばしたというしだい。
新雪をキュキュと踏みしめ、マイナス1.4度のなか、
汗ばむくらいに歩いた。
あとで友人に聞くと、
小樽も郊外に市の肝いりで大規模商業施設(小樽築港駅周辺)をつくったが
(石原裕次郎記念館とかシネコンとかホテルとか観覧車とか、、、)
街中の商店街はさびれ、巨大施設も思うように儲からずに撤退。
(だって、電車で40分の札幌駅にはもっと巨大な商業施設ができたし(^^;))
内橋克人老人が憤っていた地方都市の空洞化は深刻だ。
写真集・小樽運河寒波到来
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