2013-04-27

2006年06月27日 敗戦から学ばない日本

2006年06月27日
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 敗戦から学ばない日本

カテゴリ:世情
さながらworldカップ日記みたいになってますが、
ここ数日のマスコミ論調に、またかよ、と憤っています。

ポロリと川淵キャプテンが代表監督名を失言。
その名はオシム。
オシム監督はいまの日本にとっては最良の選択ではないかとおもいます。

しかし、ポロリ発言がくせもの。
だって、ホントにオシムで監督を要請するなら契約が成り立つまで
絶対に言わない。これはリーダーの鉄則。
事実は、この新監督の名前が出てからと言うもの、
マスコミは一斉にオシムオンパレード。

まあ、少しは、敗戦のことを分析する記事はあっても、
責任をするどくつくものはまったく消えた。
サッカーの場合、責任を負うのは監督だ。
しかし、Zicoを選んだのは川淵キャプテンだ。
なによりも、個人責任以上に、敗戦を正しく見つめ分析し、
つぎにつなぐものを教訓化しなければならない。
しかし、日本のマスコミは、つぎなるニュースにむらがる(^^;)

結局のところ、ナチスドイツを否定し、敗戦から学び戦後を歩んだドイツと
現人神のもとに侵略戦争を繰り広げた歴史をあいまいにし、
その精神的支柱だった靖国参拝を首相がくりかえすことを許す日本。

敗戦から学ばないという「伝統」はサッカーにも通じているのだろうか。
だとすると、とてもかなしいな。

でも、オシムはいい!
でも、こんな発表のしかたして、オシム困ってないかな、、
もしもダメになったら、川淵くん即刻辞任だよ

「日本の長所は、あくせく、すばやく動き回れる点だ。体が小さい分、ぴったり厳しいマークにつくこともできる。日本人としての特性を、自分たちのやり方で生かさねば、もったいない。体の大小や、肌の色など関係ない。知恵と工夫次第では、弱点を利点に変えることもできる。だからサッカーは、おもしろいのだ」 オシム語録から

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