2013-04-26

2006年03月05日 早朝の法然院

2006年03月05日
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 早朝の法然院

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早朝の法然院にいる。

池に流れ落ちる小さな滝の水音が聞こえていた。
場所によって水音は微妙に異なり、
いちばん心地よく響いてきたのは、
仏さんに背を向けて仏さんと同じ方向をむいた時だった。

3月初旬の京都の朝は肌寒く、かすかに梅の香りがただよってくる。
二羽のメジロが小さな緑色の姿をみせて、しばらく遊んでいった。
法然院

昨日今日と、近畿や東海の学生たちが実行委員会をつくって
学生発達保障セミナーを開催している。
10年目となるこのとりくみに福岡や熊本など遠方からも
やってきていて、
100人をこえるにぎやかな楽しいつどいとなった。

わたしは、
「みんなが安心できる地域の暮らしを求めて 緊急時に障害のある方は」
という分科会で、阪神大震災や新潟地震、兵庫北部水害時の教訓や
日本と比較した北欧の住まいの思想と政策について
話をさせてもらった。
1時間15分だからけっして短くない時間を、
学生たちは、だれ一人、うつらうつらすることもなく、
じつに意欲的に聞いてくれて、
話し手としては自分のなかで話がはずんでくるここちよさを感じていた。
夜の交流会では、ついつい30年前の学生の頃の
自分の精神年齢になっていた。
(といってもわたしはその後、精神年齢はあまり発達はしていないが(^^;))

その合間、ちょうど朝日がのぼる頃、宿舎を抜け出し散策した。
法然院の参道の上から見える朝日のあたりはじめた京都の町並みは
ちょっと感動的だったな。
鹿ヶ谷の朝

そうそう、境内に詩集がおいてあった。
深井ゆうじんと名前があった。
詩のノート

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