2011-10-18

10.28JDFフォーラムライブ中継録画

1万人の参加で成功した、10・28JDF大フォーラムの中継映像ダイジェスト。
これから「99%運動」に学んだようなライブ中継の機会が増えそうですね。

2011-10-11

神無月のころ

10月はオクトーバー。
NHK朝ドラの「オクトパス」先生は「蛸」だったけど、語源は「8本の足」。
「オクト」=「8」。
それがなんで10月なのかは暦つくったローマの偉いさんの戯れみたい。

◇◆◇

本屋をのぞくと、「DVD付き 蘇る「ウルトラQ」伝説」
ー総天然色で再現される全28話を一挙掲載ー が目にとまる。
つい、「第1話:ゴメスを倒せ!」を買ってしまった(^^;)
自分にとっては「ウルトラマン」よりも、
その前、この円谷英二監督の特撮シリーズが鮮烈なんだよね。

第11話が「バルンガ」。
こいつは怖いな。
宇宙空間をさまよう謎の風船怪獣。
全長は50センチから、あらゆるエネルギーを吸収し無限に巨大化する。
これって、現在にときを移せば、
子どもたちやおれらの未来をそっちのけで、
利権と権力を「吸収」してどこまで巨大化する「原子力ムラ」て感じかな。

◇◆◇

「利権」と「権力」というのは、「邪悪」を巨大化させるようだ。
わが町は、いま、公立保育園の”民設民営化”で大揺れしてる。
よりによってねらわれた保育園は、わが娘の母校だ。
つぎのホームページを見てほしい。
 http://members2.jcom.home.ne.jp/tunagukai/

地域の「アラウンド55」世代を中心に、
少しでも町をよくしたいとゆるくつながっているのだけれど、
「イオン誘致」も「民設民営」も「市民参加で見直す」と公約した市議を
みんなで市長にした。そこから町はよくなるはずが・・・・
「変節」「裏切り」「居直り」・・・「詐欺」!!
(あれ、どっかの国の与党と似てるか(^^;))
そしてあげくに「”民設民営”はわたしが決めた」とまで言う(ToT)

もう、ほんとになさけなくて、腹立たしいのだけど、
先日9月30日の「説明」会では、
保育園のお母さん、お父さんたち、保育士さんや元園長たちやOB
みんははほんとに情が厚く細やかで、そして、それぞれの言葉で、
なにが大切なことなのか発言してました。
市政は許しがたいけれど、この町に住む人たちはほんと好きだなあ。
先ほどのホームページの「NO13」には、こんな映像もあります

どこかで聞いたことのある声の「高血圧氏」は、激高しながら、訴えています(^^;)

いつも冷静な友人は、彼のブログでこんなふうにコメントしてました。
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-707.html

「でもね、保育とか教育とか、あるいは福祉や医療だってそうだと思うけど、
個人の努力に任せてはダメなんだよ。一生懸命な人もいるしいい加減な人もいる、
あんた一生懸命な人に当たってよかったね~、っていう問題じゃなくて、
拙ブログでは何度か書いたと思うけど、システムとしてきちんとしなければ
ダメなんだよ。民間というのは究極のところ、儲からなければやめちゃうわけ。
民間ができることは民間にというのは、逆に言えば民間にはできない、
あるいは競争原理や儲けにはそぐわないものがあるんだよね。

もし、他の地域でも、同様のことが起きているなら、これらの発言
(全部で31あります)は非常によい手本になると思いますので、
是非ほかのもご覧ください」

ということで、以下には31のデータがUPされてます
 http://www.youtube.com/watch?v=tYzt5LG54hE&feature=related
(全部見ると3時間半ほどかかりますが) 

◇◆◇

10月は「神無月」。
八百万の神さんたちは出雲へいっちゃうみたいだけど、
障害者戦線は聖地・日比谷に総結集します。

水面下では総合福祉法の制定にむけどろどろの攻防があるなかで、
今年は、10月28日(金)、
わが国を代表するNGOの日本障害者フォーラム(JDF)が主催で、
大連合した1万人集会・パレードがとりくまれます。
 http://www.normanet.ne.jp/~1028/

このJDF大フォーラムを皮切りに、各地での地域フォーラムがつづきます。
3.11を経て、この国の政治と権力の底が見えてしまったなかで、
政治を動かす国民運動の一環として障害者戦線は全力です(^_-)

◇◆◇

そして10月30日には、秋の北欧学習会があります。
どなたでも参加できます。友だち誘って参加してね(^_-)
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日時 10月30日(日)15時~17時30分(18時~交流会)
会場 明治大学リバティタワー校舎 16階の1165教室
「安心して生まれ、育つために
~フィンランド・ヘルシンキ市の乳幼児支援ネウボラの取り組みに学ぶ~」
講師=ハンネレ・ヌルッカラさん(ヘルシンキ市ネウヴォラと健康推進部門責任者)
参加費=1000円(交流会費用は別途)
主催 NPO法人発達保障研究センター(理事長・品川文雄)  
詳細はチラシ参照  http://www.nginet.or.jp/news/20111030.pdf

もう一つ、みみより情報(^_-)
10月20日発売の岩波新書です。
高谷清さん(小児科医、元びわこ学園園長)
  『重い障害を生きるということ』
これはすごーーく楽しみ(^_-)