「頭がチーズだったから」に感涙
カテゴリ:映画・TV
今日12月8日はジョンレノンの命日とかで朝から Happy Xmas(War is Over)が流れていた。
(いい歌だなあと思っていたら、
晩にはCDをカミサンはしっかり聴いていた)
しかし、パールハーバーの日だということはほとんど流されない。
「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目である」(ドイツ大統領バイゼッカー)
明日12月9日は「障害者の日」。
改正障害者基本法は3日(世界人権Day)から「障害者週間」と定めた。
全国集会や地域のつどいなど今週は公私ともに落ち着かない。
さて、その一環で、「NHK障害福祉賞」があるのだが、今年は40回目。
今週3夜続けてその受賞作品の番組が流れた。
5日は「頭がチーズだったから」。
典型的ともいえる学習障害(LD)の杉田知代子さんの作文を軸に、
杉田さんのいま、
働いている様子や、家庭での姿、趣味の写真の場面などなどの実像が、
じつにシンプルに、かつリアリティをもって迫ってくる。
気迫の朗読は女優・若村麻由美。
最優秀受賞の作文だから、
それ自体のもつ事実と表現の見事さはいうまでもないのだけれど
それが「朗読」という新たな表現と
映像という表現のがくわわるなかで、
伝わってくる迫力が増幅された感じだ。
「テレビは堕落した」とおもっているわたしだけれど、
この番組には、正直、テレビの可能性を感じた。
一見「クササ」が出がちな、中学校の恩師との再会場面も、
じつに感動的で、
いっしょに番組を見ていた高校一年の娘に、
「あ、パパ泣いてるんだ」なんていわれてしまった(^^;)
<おまけ>
若村麻由美さんには新人の頃にインタビューさせてもらったことがある
(あの頃ファンだったし(^^;))
あれから私生活ではいろいろあったみたいだけど、
こういうシンプルないい仕事ができる年頃になったんだなあと
しみじみ感じた師走の夜でした。
杉田さんが開設しているホームページ
ホームページ「ちーちゃんのれんらくちょう」:
http://homepage2.nifty.com/T99/index.html
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