谷川俊太郎の「生きる」という詩は感動的だ。
その「生きる」をきっかけに、ウェブ上の「連詩」が続き、本になった。
母親の指であろう一本のゆびを、ちいさな手がしっかりにぎりしめている。
そんな写真にもひかれて、つい買ってしまった本だけれど、
こいつは、まいった。
なんて、しみじみ、いいんだろう。
なみだがでちゃうな。
「生きる」につづく・・・・
○虫歯のでこぼこを確かめること
○すきなひとの なまえを
ひなたぼっこしてる のらねこに
そっと うちあける こと
○多くの人の死を見送るということ
いつか見送られるその日まで
○もみじのようなちいさなてのひらの
ぬくもりをまもりつづけること
どんどん「連詩」はつづいている
角川SSコミュニケーションズ 2008年8月14日発行
6 件のコメント:
私もその本、探してました。
でも、近くの書店では売り切れで。
買って間違いないですか?
ならば、取り寄せします。
ちなみに、この本の存在をどこで
知りました??
本は探すものではないぞね。
本からおいでおいでするんやぞ。
わしが紹介した過去の本で外れがあったかいな。
しかし、宮崎駿は東小金井の町が好きにもかかわらず「まともな本屋がない」と嘆いていたが、中野もそうなのかあ?
まあ、馬場もなあ、3店くらいはしごすると
たまに「おいでおいで」があるわなあ
で、読むべし。この本。
こころがあらわれるぞ。
土曜日は遅れてスイマセンでした。
思ったよりもたくさんの人が来てくれて
意義のある会になったと思います。
昨日はBIG ISSUEのイベントに、
明治大学まで行ってきました。
そちらは1500円の参加費にもかかわらず
500人近くが集まってました。
茂木健一郎、香山リカのおかげですかね。
こちらも面白い話が聞けました。
”生きる”やっと買えましたが、
もったいなくてまだ開いてません…
汚さないように読むにはどうしたらいいか、
考えているところです。
10月2日の朝日新聞の「第2東京」欄の
囲みで
つなげる「生きる」瞬間
「コトバの波紋、面白い」谷川さん語る
と、この本のネタでけっこう大きくでてますね。
その後、この手の体裁の本が流行になったのか、寅さんの愛の名セリフをあつめた
(どうも写真とセリフの吊り広告だったような)本も出てますね。
わたしは寅さんには、めろめろで
この本でも最後は、もう泣いたね
はじめまして、流れ流れてここにたどり着きました。「のらねこにそっとうちあけた」者です。コトバの波紋は年が変わっても変わることなく広がっています。嬉しい限りですね。ありがとうございます。
104hero さん
なんて嬉しい!
37ページの御方ではありませんか!
流れ流れて、ようこそおこしです。
人のこころに響く言葉、
すばらしいですね(^_^)b
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