2009-06-15

亡き友の町で



 城ある町
 亡き友の町
 水草生う

作者の大野林火は、第四高等学校で学んだそうだ。
最後は「みぐさおう」と読む歌を、しみじみ感じた安曇野の墓参の旅だった。

2009年6月14日、厚労省史上はじめて現職の局長が逮捕された。
その局長が障害福祉の企画課長のときにつくった法が天下の悪法・障害者自立支援法。
障害者の必要な支援サービスに「応益負担」を持ち込んだ張本人は、
いま児童家庭局長として、保育に「応益負担」を導入しようとしていた。

「自立支援法で無理心中まで起こったんだよ!許せない!」
「保育分野もいっしょに闘おう!」
旅から帰って、7時のニュースがはじまるやいなや、3人の友人からつぎつぎと電話があった。

総選挙は早まるかもしれないけれど、
今度の総選挙とその後の運動と政策づくりが、日本の福祉路線を決定する。

よりハードな闘いの日々。
亡き友もともに闘う。